包茎とは
包茎とは、勃起していない通常の時に亀頭が陰茎部を包む皮膚に覆われてしまっている状態のことを言います。
また、陰茎部を包む皮膚のことを包皮と言います。
陰茎部と亀頭部からなるペニスですが、陰茎部の表側は皮膚に包まれており、その皮膚の下側は内側の組織と滑らかにつながっているので動きがスムーズになっています。
小児期は包茎が通常ですが、思春期を過ぎると自然に亀頭が露出します。
または、陰茎部の皮膚がを反転させて、亀頭を露出させることができるようになります。
生まれつき包皮の輪が狭いことにより、包皮を反転することができない包茎を真性包茎と呼びます。
反転できるものを仮性包茎と呼びます。
包皮は、本来最近や外部の衝撃によって陰茎が機能を損なわないように守る働きを持っています。ところがその反面その包皮によって包まれていることにより起こりうるさまざまな弊害もあります。
その一例として、垢による悪臭などがありますが、これは包皮の下に垢がたまりそれが処理できないため臭いを放つようになるものです。
勃起することにより、皮が剥けて亀頭が完全に見えるということであれば、医学会で定義されている包茎にはあてはまりません。
包茎である場合、まずはその包茎がどのようなタイプなのかを知ることが大切です。
真性包茎であるとなると、問題が起きやすくなります。
垢がたまって不潔になると匂いの原因になるばかりか、尿路感染症をわずらう場合があります。
他にも勃起時の痛みにより性行為に及べなかったり満足できないなどの弊害もでてきます。このため、性生活への不満からストレスをためやすくなる場合もあります。
このように二十歳以上で真性包茎であれば手術や矯正をしたほうが良いこともあります。